amazonは世界最大のオンラインモール。楽天やYahoo!ショッピングも同じオンラインモールですが、出店方法に違いがあります。また、楽天やYahoo!ショッピングには、コンサルティングサービスがあり、売れる店づくりについて相談できますが、amazonにはそのようなサービスがありません。amazon内で販売に行き詰まった場合は、専門の代行業者に運営を依頼するのも一つの手です。
Contents
amazon運営の特徴
コストが安い
楽天は初期登録費用に60,000円、月額費用に19,500円〜100,000円かかりますが、amazonは初期登録費用がかからず、月額費用も無料または4,900円です。コストが安いため、出品（出店）しやすいと言えます。
物流が優れている
amazonには、FBA（フルフィルメントサービスby amazon）があり、商品を預ければ、受注・配送・カスタマーサポートまで一括委託できるという強みがあります。物流網は圧倒的に広く、倉庫も数多くあります。FBAを利用すると、注文した商品が送料無料で早く届くというメリットをお客様に提供できます。
個性が出しにくく、価格競争になりやすいことも
オンラインモールには、モールの中に独自の店舗をつくるタイプと定型のフォーマットに従い商品を出品するタイプがあります。この中でamazonは、商品を出品するタイプに分類できます。
amazonは、定型のフォーマットを利用して出品するため、デザインが決まってしまい個性が出せません。
また、商品ごとにカテゴライズされる仕組みのため、複数の会社が同じ製品を出品した場合、ひとつの商品ページにまとめられてしまいます。その中で最も目立つ1ページ目を取れるのは1社のみ。それ以外は、消費者が探さないとほどんど露出されません。
その目立つ1ページ目を獲得することはカートを取ると呼ばれています。カートを取ることは、売り上げを上げるポイントのひとつです。
カートを取る基準をamazonは公開していませんが、重要なポイントは商品の売上高と言われています。競合より優位に立つために、商品の値段を安く設定し合うので、価格競争が起こりやすいことは時にデメリットになります。
また、値段設定だけでなく、優良注文率、キャンセル率、注文不良率、出荷遅延率などの評価を高めること、商品登録を工夫することがカートを取るための重要なポイント言われています。
また、amazonは戦略を立てることにより、売り上げを伸ばすことが可能です。「売り上げが伸び悩んできた」「戦略をどう立てて良いかわからない」と感じてきたら、外部で実績のある専門の代行業者にサポートをお願いしましょう。
専門の代行業者サポート内容とは
amazon内のSEO対策
amazonの検索エンジンのA10（A9）に対応したSEO対策を実施します
売れる商品ページの作成
商品情報、画像選択、キーワード選定などの最適化を図り、ユーザーに商品の良さを伝えるページを作成します
競合分析
自社の強みを生かす戦略を立てるために、マーケットや競合を分析
広告運用
amazonには複数の広告種類があります。出稿のサポートから効果を見ながら広告単価の調整をします
amazon外からのアクセス対策
色々な施策がありますが、例えばSNSなどを使ってブランディングを行い、amazonの外から誘導します
商品登録
売り上げが拡大すると手間になってくる商品登録を代行
売り上げ分析
行ってきた施策に対し、売り上げにどのように影響しているか分析
運営代行ではなく、コンサルティングだけを行う業者もあります。また業者によりサポート内容も様々です。複数社に問い合わせて、自社にあった業者を選びましょう。
代行業者を利用するメリット
代行業者はノウハウを持っているので、売り上げを拡大するための近道を教えてくれます。また、売り上げが増加し、ビジネスを拡大していくと人材も増やすことになります。経験ある人材をすぐに確保、または一から育て上げるのもコストがかかるもの。代行業者を利用するのも一つの手です。
利用するデメリット
代行業者にお願いすると内部にノウハウが蓄積されにくいというデメリットがあります。少なくとも、ビジネスを始める当初は自身または自社で全て行い、慣れてきたら代行業者に出す方が良いです。業務の流れを把握でき、どの業務を代行業者にお願いすれば良いのか明らかになります。
代行業者にお願いするとコストもかかります。人を採用し育てる方がいいのか、代行業者に依頼すべきか比較検討しましょう。
まとめ
amazonは、出品しただけでは売れません。カートを取るために、工夫をしていく必要があります。自身や自社でコツをつかむのも手ですが、実績とノウハウを持つ運用代行業者に依頼して早く売り上げを上げていくことも検討してはいかがでしょうか。