まずはここから!集客術を学んで売上アップを目指す〜導入編〜

売上アップを目指す際、サイトへの集客は必要不可欠です。ここでは、集客を検討するとき、どのような観点から導入するべきなのかをご紹介していきます。

モバイル端末に合わせたサイト設計

近年、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末の普及が、パソコン以上に進んでいます。そのため、ユーザーがECサイトをモバイル端末から閲覧しているということを、必ず考慮しなければいけません。

Googleなどの検索サイトにおいても、パソコンを用いた検索数よりもモバイル端末を用いた検索数の方が多くなっています。また、モバイル端末から検索された場合、モバイル対応になっているサイトが優先的に上位表示されるようなっているのです。

Googleの検索アルゴリズムに関しても、2016年10月よりモバイルファーストインデックス(MFI)の導入が発表されました。これは、検索結果の順位決定を、従来はPC向けサイトの内容を基準に設定していたのですが、今後はモバイル向けサイトを評価対象に変更するというものです。

では、具体的にどのような点を注意するべきなのでしょうか。

デザイン

設計を構築する際、URLはパソコン用とモバイル用というように2つに分けないようにしましょう。同じURLでアクセスできるように設計し、双方に対応できるデザインを施します。

画面を少し見だけでも、内容を把握してもらえるようなサイトデザインを施しましょう。タイトルや見出しだけで、大体の内容が把握できるデザインを意識。写真は、ユーザーに対して視覚的に情報を発信することができる重要なコンテンツです。最初のページには、必ずサイトの内容に合った写真を入れるようにしましょう。

また、モバイル端末は小さな画面での閲覧になるので、フォントサイズや行間を画面サイズに合わせて検討します。このとき、タップするボタンのサイズなど、親指での操作性も忘れず意識しましょう。

特にスマートフォンは、片手での操作への配慮が大切。タップやスワイプなどの操作を考慮したデザインを構成に取り入れることが重要です。

素早いサイト表示

サイトのページ読み込み速度をあげる対策もとても重要。モバイル端末を活用しているユーザーは、パソコンのユーザーと比較して、ゆっくりとサイトを閲覧するというよりも、外出先や他の作業と並行して閲覧することが多いため、常にスピード感を意識する必要があります。

このように、検索サイトからの集客を検討する場合、サイト設計においてモバイル端末への対応は必要不可欠となっているのです。

ターゲット層とペルソナを絞る

オンラインショップでの集客アップを検討する場合、ターゲット層の絞り込みやペルソナの設定はとても重要なポイントです。どの世代の、どのようなユーザーに購入して欲しいのかをできる限り具体的に絞り込んでおきましょう。

SNSや広告で商品やサイトを宣伝する際も、ターゲット層やペルソナをしっかりと設定しておかなければ、高い集客効果は期待できません。販売したい商品は、女性向けか男性向けなのか、若年層向けか、中高年向けなのか。

このように、大きな枠組みでターゲット層を絞るだけでも、どのようなサイトを構築するべきなのかの検討が変わってきます。その中から、より綿密にペルソナを設定することで、商品やサイトを求めるユーザーに見つけてもらいやすくなるのです。

SEO対策の徹底

ECビジネスにおいて、SEO対策はもっとも大切な施策の1つです。SEO対策をしっかりと施すことで、サイトを検索上位に表示させましょう。SEO対策は、大きく分けて2つの施策に分けることができます。

内部施策

内部施策とは、サイトの構造やコンテンツの内容がユーザーだけでなく、検索順位を決定するエンジンにも読み取りやすいようにする施策のこと。サイトの構造に関しては、導線設計や構成、HTMLの記述方法など、専門的な知識が必要なものが多いので、初めて検討する方は、ツールを活用することをおすすめします。

外部施策

外部施策は、競合サイトから自社のサイトはどのように見られているかという、クチコミやレビュー、評価のようなもの。この視点を改善することで、被リンクが向上しやすくなります。

ナチュラルリンクや関連サイトからの被リンク、有名サイトからの被リンクはSEO対策としてだけでなく、サイト自体の評価にも繋がるため積極的にユーザーにとって有益な情報を発信していきましょう。

しかし、隠しテキストを活用するような作為的な被リンクは、サイトの評価を下げるだけでなく、検索エンジン側から検索順位を下げられたりなどのペナルティが課せられることもあるので、注意が必要です。

まとめ

時代背景に合わせた集客方法を活用することで、常にユーザーに求められるサイト運営が可能になります。今回の施策を参考にして、ECビジネスの波を乗りこなしていきましょう。