ECサイトの商品登録は外注に依頼して業務の効率化を図ろう

商品登録はECサイトを運営していく上で欠かせない業務です。しかし、商品数が多くなるほど負担が大きくなり、他の業務を圧迫します。負担を感じてきたら、業務の効率化を図るために商品登録は外注に出しましょう。今回は、商品登録の外注に焦点を当ててご紹介します。

Contents

商品登録とは

商品登録とは、ECサイトのシステムによって異なる場合もありますが、以下のような商品詳細を入力していく作業のことです。

・商品名
・販売価格
・商品説明
・在庫数
・商品の画像
・商品スペック

また、Amazonや楽天などのオンラインモールでは、JANコードやメーカー名、商品IDやカテゴリーなどの項目も入力する必要があります。

商品情報は、ECサイトにとってなくてはならない情報。しかし、商品数が増えてくるとその登録は、手間がかかります。社内スタッフではさばき切れなくなってきます。
そんな時に利用したいのが、外注です。

商品登録は避けては通れない仕事ですが、それに時間を割かれてしまうと、売り上げを上げるための戦略に時間をかけることができません。また、戦略に時間をかけると、消費者に見せるべき商品情報を適切な時期にサイトにアップできないなど支障が出てきます。

外注することで、滞っていた業務が解消され、本来取り組むべき、売り上げを上げるための戦略や他の展開のアイディアを考えることに注力ができます。

業務を円滑に進めるために、人を新たに雇うこともできます。しかし、スキルのある人材を採用するまで時間がかかります。

外注代行業者なら、商品登録に経験のあるスタッフがいるので、教育する手間も省けます。また社員の欠勤に左右されることなく、安定した質を保つことができます。
複数のECシステムに対応しているケースが多く、すぐに業務を委託できます。

仕事を出す人と探している人をつなぐクラウドソーシングで外注先を探す事も可能です。商品登録の経験がある人が登録しています。外注コストは、代行業者よりも安いかもしれませんが、スキルが安定していないケースもありますので、経験や評価などを確認しましょう。

商品登録を行う外注業者は、様々なシステムに対応してきた経験があり、効率的に商品登録をするノウハウを持っています。もし、自社に経験や技術がない場合は、外注業者の持つノウハウを利用し、補完できます。

商品数が多ければ多いほど、コストは膨らみます。利益とコストのバランスをよく検討して依頼しなければなりません。外注業者や個人は、安いところもありますが、スキルが期待するレベルに達しておらず、結局確認作業に時間がかかるという事もありえます。外注先選びは慎重に行いましょう。

外注先のノウハウで自社の業務が効率化しても、自社の中に商品登録のノウハウは蓄積されにくい傾向にあります。現在は人員を増やすことはできないが、将来的に自社で内製したいと検討している場合は、商品登録の一部のみを出したり、マニュアルを定期的に更新するなど対策が必要です。

外注先の担当者は、効率的に商品を登録する技術やノウハウを持っていますが、商品に対する知識はありません。商品説明文やキーワードなどは、社内で作成した方が良い場合もあります。完全にお任せする形ではなく、事前にそれらを作成するまたは、できたものを確認する際に修正する体制を整えるなど、工夫が必要です。

代行業者は、月額プランや商品数連動型など様々なプランがあり、費用はばらつきがあります。相場として、1商品あたり50〜500円程です。ECサイトの種類や商品数により価格は変動します。点数が多ければ多いほど、割安となります。

また、成形済みデータはなく、カタログから商品入力を依頼する場合は、商品数に応じて、500円〜1300円程と費用は変わります。

クラウドソーシングの場合は、100〜500円程です。対応する方により費用は変わってきます。登録できる数、経験など確認が必要です。

商品登録の外注によっては、ECサイトの種類によって対応できない、または対応できるがレクチャーや訓練が必要な所もあります。

CSVなどにまとめたデータから入力はできても、カタログやパンフレットなどの紙データからの入力に対応していない場合があります。

業者は、多くのクライアントを持っています。キャンペーンやセール時期に柔軟な対応が可能かどうか確認が必要です。

業務を効率化するために外注をするのです。商品登録だけでなく、売り上げに応じて改善を提案してくれるか確認しましょう。

商品登録は、ECサイト運営に欠かせない業務ですが、手間がかかります。売り上げを伸ばすためのコア業務に支障がでてきているのなら、業務効率を上げるために外注を検討するタイミングです。外注は、サービス内容も費用もばらつきがあります。費用対効果を考え、自社に合う外注先を探しましょう。